○oo不定期日記     Vol.01|Vol.02|Vol.03|Vol.04|Vol.05|Vol.06|Vol.07|Vol.08         oo○番外編

Vol.07「食べ歩きその1 【牡丹園別館】」

今年は、戦前・戦中・戦後と生きてきて食べ物に貪欲な私が、「これはうまい!」と思ったお気に入りの店や、そのメニュー(時にはその店の主人であったり、その店の雰囲気であったり)を紹介できればと思っています。
 何といっても、その初回に紹介したいのは『神戸元町別館牡丹園』の『焼めし』。今からかれこれ五十数年前、戦後まもなくの頃、私が神戸の進駐軍に勤務していた時、初代の店のオーナー王さんと知り合い、王さんから「ワタシの焼めし365日食べれるか?(広東なまり!)もし食べれたらタダにシテアゲルヨ!」と言われ、まだまだ食料が満足に無かった頃なので、ちょっとお金が入った時に王さんの焼めしを食べていた私は「もちろん食べれる!」と言いきり、一年365日毎日、王さんの焼めしを食べました。しかし、これがまた、無理矢理とか意地を張ってとか言うのではなく、毎日食べても飽きることが無いほど、おいしかったのです!! ホントに!! そして、しっかりタダにしてもらいました。

 その王さんも今はもう亡くなりましたが、その焼めしの味を二代目の息子さんがしっかりと継いでくれています。今現在、この飽食の時代になっても変わらぬそのおいしさはやはりうれしいものです。 今でも店に行くと必ず焼めしを注文し、懐かしく思いながら、おいしくいただいています。(ただし、今は代金払ってますけど...あたり前や!!)そのうえ、もう次の世代(今の二代目王さんの息子さん)が厨房に入っているとは...いやはや私も歳をとるはず。しかし「継続は力なり」頑張ってほしいものです。 私もまだまだ!! 
こうなったら何代目になろうともやっぱり焼めし食べに行くぞ!!